住宅のガス設備の耐用年数はどのくらい?

2023.11.10


住宅にあるガス給湯器などのさまざまな設備は、年月の経過とともに劣化していきます。
そのため、突然使用できなくなり困ってしまう前に、寿命を把握し修理や交換を行うことが重要です。

では、住宅のガス設備の寿命は、一体どのくらいなのでしょうか?
今回は、経年劣化により突然ガスが使用できなくなり生活に支障がでたり、思わぬ事故を引き起こさないために「住宅のガス設備の耐用年数」や「実際の寿命」について詳しく紹介します。

ぜひ、新築からガス設備の劣化具合を確認したことがない方や、どのタイミングで業者に依頼すればいいのか分からないという方は、当記事を参考にご覧ください。

ガス設備とは?



・給湯器
・ガスコンロ
・レンジフード
・浴室乾燥機
・床暖房

ガス設備とは、ガスを発生や製造、供給や使用するための設備のことで、住宅の場合上記のような設備のことをいいます。
各家庭によって設備は異なりますが、これらの設備は人が快適に生活を送るために欠かせないものです。

そのため、使用し始めてから年数が経っている場合は故障したり動作が悪くなり生活に不便を感じる前に、定期的に劣化の具合をチェックしたり寿命がくる前に修理や交換を行うことがおすすめです。

ガス工事はどのような工事?



・風呂釜や給湯器の修理、交換
・ガスコンロの修理
・ガス栓の交換や移動、増設
・ガスホースやガス管の交換
・ガス管の引き込み

ガス工事では、上記のような工事を行います。
ガス工事は、ガスを取り扱い危険を伴う作業のため、工事を行うには「ガス主任技術者」などのガスに関する資格が必要となります。

耐用年数と耐久年数の違い



耐用年数と耐久年数という言葉は、混合して使われがちですが意味が異なります。
耐用年数とは、国によって定められた「法定耐用年数」のことで、耐久年数は設備を製作したメーカーが「問題なく使える期間」として設定しているものです。
実際の寿命は、使用状況などによっても異なるため注意が必要となります。

法定耐用年数とは?


法定耐用年数とは「国が定めた固定資産を使える期間」のことで、実際に使用できる寿命のことではありません。
この法定耐用年数は、資産によって細かく定められています。

減価償却とは?


建物や建物付属設備などの資産は、年月の経過によって劣化し価値が減っていきます。
このような資産を減価償却資産といい、「減価償却」とは資産の価値を年が経過するごとに減少させる会計上の手続きのことです。

事業用として賃貸経営や店舗用として利用している戸建ての場合、資産の取得にかかった費用を購入した年に全額経費として計上してしまうと、経営状況を正確にすることが難しくなってしまいます。
そのため、法定耐用年数によって減価償却費を計算し、何年かに分けて経費として計上していきます。

住宅として使用している戸建ての場合は、減価償却を行うのは戸建てを売却して※譲渡所得を計算する場合です。

※譲渡所得=家などの資産を譲り渡すことによって生じる所得のこと

ガス設備の法定耐用年数は『15年』


建物の付属設備であるガス設備の法定耐用年数は、15年です。

ガス設備の交換目安は?


それでは、実際に業者に依頼するタイミングの参考として、代表的なガス設備の交換目安を見ていきましょう。

●ガス給湯器

ガス給湯器の場合、10年程度が交換の目安といわれています。
しかし、劣化具合は使用状況などによっても変化するため、異音が発生したり一定の温度が出なくなったなどの不具合が発生した場合は、早めに専門の業者に見てもらうようにしましょう。

●ガス管

ガス管は、ガスメーターからガス機器までの配管のことで亜鉛メッキ鋼管のガス管は30年程度、プロパンガス配管は15年が交換の目安といわれています。
ガス管が劣化すると、そこからガスが漏れ爆発などの事故が起こる危険があるため、前回のカス管の工事から30年以上経っている場合は一度専門業者に状態を確認してもらいましょう。
また、問題がなかった場合でも定期的な点検は怠らないことが大切です。

自宅にあるガス設備の寿命を業者に聞くこともおすすめ



前述したように、各家庭によってどのような設備があるかは異なります。
そのため、自宅にあるガス設備の寿命はどのくらいか専門の業者に聞いたり、定期的に点検をしてもらうことが最も安全といえます。

ガス工事なら『合同会社森コンテンツ』へ



合同会社森コンテンツでは、ご自宅にあるガス設備器具の修理や交換を承っております。
豊富な知識と経験を持つ担当者が、お客様の快適で安全な暮らしのために責任を持って作業にあたります。
ぜひ、不具合を感じた場合などはお気軽に当社にご相談ください。

まとめ


いかがでしたでしょうか?
今回は、住宅のガス設備の耐用年数や実際の寿命について紹介しました。

住宅のガス設備は、生活になくてはならないもの。
劣化を放置してしまうと、生活に不便を感じるだけではなく爆発などを引き起こしてしまう恐れもあるため、不具合を感じた場合や定期的な点検を行っていない場合は、専門の業者に依頼し状態をチェックしてもらいましょう。

この記事が、あなたとその家族の快適で安全な家づくりの参考となりましたら幸いです。


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