【エアコン工事】意外と知らない基礎知識をご紹介します

2023.04.14


千葉県でエアコン工事などを行っている、合同会社森コンテンツです。
エアコンを暑い夏や肌寒い冬、じめじめとした梅雨の季節など年間を通して頻繁に作動させている家庭も多いですよね。

当社でも、日々エアコンに関するさまざまなご相談やご依頼をいただいております。
しかし、日常的に使用しているエアコンでも、部屋の温度が変わる仕組みやエアコン工事の種類など、詳しく知っているという方は意外と少ないです。

そこで今回は、エアコンの「仕組み」や「工事の種類」、「よくある不具合」などについて紹介していきたいと思います。

エアコンの仕組み



では、さっそくどのような仕組みで部屋の温度などを変えることができているのかを、設定別に見ていきましょう。

▼「冷房」で部屋が涼しくなる仕組み

エアコンの配管内には冷媒ガスが巡っており、この冷媒によって室内の空気中にある熱のみを取り込み、配管を通じて運んでいます。

室内機と室外機には、それぞれ「熱交換器」という部品が入っており、冷媒ガスに乗って配管内を巡った熱は、この熱交換器で駅のように乗車したり下車することが特徴です。
冷房の場合、室内機の熱交換器で乗車した熱を室外機の熱交換器で下車させることで、部屋を下げて涼しくしています。

▼「暖房」で部屋が暖かくなる仕組み

配管内を巡る冷媒ガスは「コンプレッサー(圧縮機)」によって圧縮されます。

暖房の場合、圧縮され高圧高温になった冷媒ガスは、室内機の熱交換器の部分で、室内の冷たい空気にさらされます。
すると室内の空気は冷媒ガスの熱をもらい、高圧高温の冷媒は冷やされることで液化し低温低圧になります。

低温低圧になった冷媒ガスは、室外機の熱交換器で液体から気体になって室内に出され、部屋を暖かくするという仕組みです。

▼「除湿」の仕組み

除湿では、冷房や暖房のように熱を冷媒で運ぶのではなく、空気中にある「水分」を運び外に追い出しています。

エアコン工事の種類


▼取付け工事、取り外し工事


取付け工事では、エアコンを部屋の壁に取付ける工事を行います。
エアコンの上部の給気部を塞がないため、上部から天井までの距離は最低でも「5cm以上」の余裕が必要になります。

取り外し工事は、古くなったエアコンや故障したエアコンを取り外す工事です。

▼移設工事

移設工事は、エアコンの場所を移設する工事のことです。

▼室外機の設置


室外機は、家の外に設置します。
運転効率を下げないために、高温や低温になる場所をなるべく避けて設置することが重要です。
また、設置には十分なスペースが必要なため、ベランダや庭に設置されることが一般的です。

▼電線や配管パイプなどの取付け

室内機と室外機をつなぐ配管パイプなどを取付けます。

▼穴あけ工事

これまでエアコンがなかった部屋にエアコンを設置するとき、壁に配管パイプを通す穴が開いていない場合があります。
穴あけ工事は新たにエアコンを取付けるために、壁に配管を通す穴を空けていく工事のことです。

戸建てに穴あけ工事を実施する際は、建物の耐久性を保つ役割のある壁の内部の「間柱」や「筋交い」を避け、傷つけないように注意しつつ作業を進めていきます。

▼真空引き


真空引きは、エアコンが正常に作動するように室内機や室外機、冷媒配管内を真空にし、空気や水を追い出す作業のことです。

「真空ポンプ」と「ゲージマニホールド」という機械を使用し、内部を真空状態にしていきます。
真空ポンプは配管内を真空にするもので、ゲージマニホールドは配管内の真空度を測る機械のことです。
空気が残った状態でエアコンを稼働させてしまうと、空気中に含まれる水分が凍ってエアコンの効きが悪くなることにつながります。

▼ガスチャージ修理(冷媒ガスの不足)

冷媒ガスは、部屋の空気を温めたり冷やしたりする役割を持っていて、エアコンの内部で循環しています。
不足してしまうと、エアコンの効きが悪くなる要因になります。
ガスチャージ修理は、不足した冷媒ガスを補充することです。

▼室外化粧カバー工事

室外化粧カバーとは、屋外に出ている配管に使用するカバーのことです。
取付けると見た目も良くなり、雨や紫外線からのダメージを防ぐ役割があります。

▼修理


エアコンに不具合が出た場合に、原因を探し必要であれば内部の部品交換などを行います。

室外機の設置場所


・庭、ベランダ置き
・壁掛け
・公団吊り
・屋根置き
・室外機2段置き

多くの家庭では、庭やベランダに室外機を設置することが一般的です。
しかし、状況により設置が困難な場合は、別の場所への設置を行います。

場所によって、設置のための工事が追加で必要になるため、見積り時などに値段や場所を業者に確認しましょう。

エアコンの不具合



それでは、エアコンの不具合にはどのようなものがあるのかを見ていきましょう。

・電源が入らない
・風が出ない
・冷暖房の効きが悪い
・エアコンから異音がする
・水漏れしている
・室外機のファンが回らない
・室外機が動かない
・室外機から異音がする
・運転がすぐに止まる
・自動清掃ができない
・操作ができない
・羽が動かず風向きを変えることができない
・リモコンの操作ができない

エアコンに起こる不具合は、上記のようにさまざまあります。
掃除不足や故障、寿命などエアコンの調子が悪くなった要因はいくつか考えられるため、原因を正しく判断し対処することが重要です。

まずは、修理が可能かどうかを業者に判断をあおぎましょう



エアコンの調子が悪いと思ったら、まずは業者に依頼し見てもらいましょう。
場合によっては、買い替えではなく修理のみで済むケースもあります。

エアコンも決して安くはない買い物……。
そのため、まずはエアコンに関する幅広い知識を持つ専門の業者に依頼し、修理が可能かどうかをチェックすることをおすすめします。

古いエアコンは、部品がなく修理できない場合も


しかし、10年以上前の古いエアコンが不具合を起こした場合、交換が必要な部品がメーカーに残っていない可能性が考えられます。
そのため、残念ながら部品がない場合は、新しいエアコンに買い替える必要があります。

施工不良があると起こるトラブル


エアコンの取付け時に施工不良があると、下記のようなトラブルに発展してしまう危険性もあります。
そのため業者選びは慎重に、幅広い知識と実績を持つ業者に依頼するようにしましょう。

▼水漏れ

エアコン工事の際に施工不良があると、雨水の浸入による水漏れが発生してしまう原因になります。

▼冷媒ガスの漏れ

取付けや移設時に配管が損傷したり、きちんと設置できていないとエアコンの冷媒ガスが漏れるトラブルも……。

エアコン工事なら『合同会社森コンテンツ』にお任せください


合同会社森コンテンツでは、エアコンに関するさまざまな工事を承っております。
経験豊富なスタッフが、お客様のお困りごとにスピーディーに対応し、問題を解決いたしますのでご安心ください。

エアコンの動作が悪くなったり「故障かも?」と感じたときは、お見積りやご相談も承っておりますので、お気軽にご相談ください。

まとめ



いかがでしたでしょうか?
業者選びの際は、ホームページで過去の施工事例を見たり情報収集をして、優良な業者かどうかを判断するようにしましょう。

今回の記事で、あなたのエアコンに関する基礎知識が増え、今後工事を依頼する際の参考になりましたら幸いです。


合同会社森コンテンツ
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